ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)とは、血圧を上げる
物質を作り出す酵素の働きを邪魔して血圧を下げる薬です。
ACEとは、アンジオテンシン変換酵素の略で血圧を上げる
原因となるアンジオテンシンⅡをつくる酵素です。
腎臓からレニンという酵素が分泌されタンパク質に働きかける
アンジオテンシンⅠができます。このアンジオテンシンⅠにACEが働くと
アンジオテンシンⅡになり血圧を上昇させてしまいます。
そのメカニズムは、血管を収縮や心臓の収縮力を強くすることから始まり、
アルドステロンをが増えるのでナトリウムや水分を排出を抑えてしまい、
血液量が増え血圧を上げてしまう仕組みです。
このようにアンジオテンシンⅡが血圧を上げる原因となるので、
アンジオテンシンⅡができる過程でACEの働きを抑えることで
血圧を下げることが出来るのが「ACE阻害薬」です。
また、ACE阻害薬には、もう一つ血圧を下げる効果があります。
ACEを阻害するとブラディキニンという物質の破壊を防いでくれるのです。
ブラディキニンには、血管を拡張させ水分やナトリウムの排泄を促す作用があり
結果的に血液量を減らして血圧を下げてくれます。
つまりACE阻害薬とは、ACEの働きを阻害することで
血圧を上げる物質ができるのを抑える降圧剤です。
ACE阻害薬の副作用は、からせき、発疹、かゆみ、味覚障害などです。特に「からせき」は、ACE阻害薬の特徴的な副作用です。
◆2019年4月18日【塩分1.7g/226kcal】サバの味噌煮込み弁当
◆2019年4月17日【塩分2.0g/256kcal】鮭のごま風味焼き弁当
◆2019年4月16日【塩分1.8g/264kcal】すき焼き風煮弁当
◆2019年4月15日【塩分1.7g/263kcal】鶏団子のチーズクリームソース弁当