高齢者の高血圧とは?

高齢者の血圧正常値について

分  類 収縮期血圧(上) 拡張期血圧(下)
前期高齢者:65歳~74歳 140未満 90未満
後期高齢者:75歳~89歳 150未満 90未満

高齢者の高血圧は、前期高齢者(65歳~74歳)と後期高齢者(75歳~89歳)で分類されます。 前期高齢者の血圧正常値は、一般の成人男性と同じ140/90未満、また後期高齢者の正常値150/90未満で、この数値を超えると高血圧を疑います。 ちなみに75歳以上の80%が高血圧と言われています。

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高齢者の高血圧の特徴

高齢者は加齢にともない動脈硬化が進行しており血管内が狭くなり血流が悪くなっています。そのために血圧を上げて血液を循環させているので一般的に高齢者は血圧が高くなる傾向にあります。 実際に65歳以上の高齢者の高血圧の割合を調べると、なんと3人に1人が高血圧になっているデータもあるほどです。

そして、高齢者の高血圧の特徴は、下(拡張期血圧)よりも上(収縮期血圧)が高く、血圧が変動しやすいといわれています

低血圧を起こす場合もあります

通常は血圧が高めなのですが、血圧が変動しやすいので、長時間立っていると血圧が下がり脳への血流が少なくなって立ちくらみを起こすこともあります

また食後1時間くらいの間に食べたものを消化するために血液が使われてしまい脳への血流が減少し立ちくらみやめまいを起こすこともあります。

このように変動が激しいために低血圧を起こすケースもあるため、入浴後なども血圧が低下する場合もあるため生活には注意が必要です。

高齢者の高血圧の原因

老化現象により高血圧を発症する確率が高いのは現実ですが、世の中には高血圧にならない民族が存在します。それは、アラスカに住むエスキモーやアフリカに住む原住民です。もともと彼らは高血圧になることが少ないのですが、彼らは高齢者になっても高血圧にはなりません。

つまり高齢者になって老化現象が原因とは言い切れないのです。しかし、高血圧にならないエスキモーや原住民でも。彼らが現代社会で生活すれば間違いなく高血圧になると言われています。それだけ食生活における生活習慣が影響しているのです。

現代社会で生活している我々にとって、食塩の摂取量やストレス、偏った栄養バランスなどが影響し、この環境の中で加齢が加わり高血圧になっているという訳です。

治療の注意点

高齢者の高血圧であっても治療法の基本はほぼ同じです。ただし高齢者の場合すでに持病の薬を飲んでいるケースが多いため、降圧剤の処方は医師と綿密に話した上で、作用を妨げない薬の組合せが必要となります。

緊急性がある場合は降圧剤の使用は必要ですが、普段から食事療法や運動療法を心がける必要があります。特に食事療法では血管の弾力性を高める良質のタンパク質を食べるとか、 血圧の急上昇を防ぐ食事の食べ方など工夫が必要になります。

また運動不足の方は、筋力が低下したり代謝機能が低下して、血圧を上昇させる原因を作っています。毎日少しずつ有酸素運動を行う習慣が健康維持にも役立ちます。近年では長寿日本一になった長野県民が行っている インターバル速歩とい有酸素運動が、血圧や血糖値を下げ健康を維持する効果があると推奨されています。


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