日本で最初に発売された新薬(先発医薬品)の特許期間が過ぎた後に、厚生労働省の承認を得て、同じ有効成分を使用して他のメーカーでも製造・販売することができるのがジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品の最大のメリットはお値段が安いこと。特に高血圧などの生活習慣病の持病で薬を飲まなければならない場合には長期にわたり服用することが多いので、お値段が安いと料金的にかなり違ってくるので医療費負担を軽くできとっても助かります。
そんな事からジェネリック医薬品を選択していると言う方も多いかとおもいますが、そこで、質問ですが、ジェネリック医薬品は、特許の切れた既製の医薬品と同じ成分で作られ同じ効果があると思われていませんか?
実は、既製の医薬品と同じものではないそうです。薬剤師の堀美智子先生がテレビ番組に出演して話していた内容をご紹介します。
堀先生の話では、ジェネリック医薬品は特許が過ぎたので他の会社でも作ることができますが、薬の主成分に関する特許のことなので主成分は同じですが、製造方法や添加物などは異なるそうです。
そのため、それぞれのメーカーが最新の製剤技術により、飲みやすさなど、さまざまな工夫を加えたものも販売されているそうです。
番組では、ハンバーグに例えて解説していましたが、お肉(主成分)は同じだが、パン粉や卵(添加物)やこね方・焼き方(製造方法)は違うという事になります。
重要な効果については、主成分が同じなので効果はほぼ同じだと考えられていますが、添加物が違うので、それが体質に合わなかったりして効果が薄れたり、副作用に影響を与えることもあるのだそうです。
その対策として堀先生は、既製の医薬品を飲んでたいた人がジェネリック医薬品に変える場合は、お試し期間を作るのが理想的な飲み方だと話していました。
また、お薬手帳についても触れており、お薬手帳を持って行くことを忘れて薬局に行く人も多いかと思いますが、お薬手帳を活用してほしいと呼びかけていました。
お薬手帳は患者さんが現在飲んでいるの薬の種類・用法・用量がわかるので、新たに処方された薬との飲み合わせをチェックする事ができるとっても重要な役割をしているそうです。
自分の大切なカラダのことです。お薬手帳を賢く活用しましょうね。もし、持ち歩くのが面倒で不便ならば、スマホで簡単にできる電子お薬手帳があるのでそれを活用してみるのもおすすめです。
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