禁煙・禁酒・減量・減塩と血圧の関係とは?

サソ
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2ヶ月の入院生活で禁煙・禁酒・減量・減塩に成功

さてさて今日の話は、入院生活で禁酒・禁煙・減量という3つの項目を完全制覇したお話です。これって高血圧を治療するための3大要素と言われている必須項目なのですが、果たして血圧は下がったのでしょうか?

禁煙成功!

まず僕の喫煙は、16歳からはじまりました。最低でも1日1箱多い時は1日3箱も吸っているヘビースモーカーです。こんな僕がタバコをやめるなんて到底無理な話です。ところが今の病院は完全禁煙が徹底されています。昔は、よく病院の屋上でタバコを吸って休憩したものですが、今ではそれも夢のまた夢です。現在の病院は敷地内禁煙が徹底されているのです。

また入院時に書く誓約書では、規則を破ったものは即刻強制退院という項目まで用意されています。つまり入院中は1本たりともタバコを吸うことができないと言う環境です。つまり僕の入院していた2ヶ月間はタバコを1本も吸うことは無かったのです。まあ強制禁煙状態だった訳です。

禁酒成功!

タバコと同様にお酒も禁じられていることは言うまでもありません。僕の日常生活と言えばお酒で1日が終わる人生と言っても間違いないほどアルコールを愛していました。ビールに始まり、焼酎で終わります。その量と来たら自分でも驚くほどの量を毎日飲んでいたのです。

それが入院生活とともに1滴のアルコールも飲まない日々が続いたのです。それも2ヶ月間です。自分でも信じられないくらいの快挙です。益々血圧が下がるのではと期待が高まったのです。みなさんにも、この気持ち分っていただけますよね!

減塩・減量に成功!

さて辛いながらも禁煙と禁酒に成功した入院生活ですが、もう一つ大きな成果がありました。それは高血圧患者専用の食事です。塩分は1日6g以下に設定された超薄味!カロリーは1日1800kaclに抑えられ、ご飯の量は1食たったの120gしかありません。とても満足のいく食事ではありません。常に空腹と闘う日々が続きました。

しかし、それは肥満を一瞬で改善し、内臓脂肪を大幅に減少させたのです。なんと2ヶ月間落ちた体重は軽く10kgを超えました。それも無理なダイエットではありません。必要な栄養素を摂りながらカロリーを抑えての減量です。これ以上、高血圧に適した減量方法はないと思うのです。

果たして血圧は下がったと思いますか?

2ヶ月の入院生活で禁煙・禁酒・減量・減塩は完璧に達成することができました。もう健康そのものといってもいいほどの生活をしていたのですから、間違いなく血圧は下がると確信していたのです。さて結果はどうだったと思いますか?とても信じられない結果が待っていたのです。

血圧測定は1日3回

さて入院生活では血圧測定は、朝昼晩と1日3回行われます。1日中寝ているだけの生活でタバコもアルコールもない生活は、まさに高血圧改善とか高血圧治療の本に書かれているようなお手本となるような生活です。しかも2ヶ月間も続けたのですから、効果が出るのが当然と思っていたのです。

血圧の変化はゼロ

ところが・・・血圧の変動はまったくありませんでした。降圧剤を飲んで血圧をコントロールしているのですが、上は130mmhg、下は80mmhg前後で安定しているのです。しかし、薬を飲むのを辞めると数日で、150mmhg前後まで上昇してしまいます。果たして、薬を辞めるまでに回復することはできるのでしょうか?

主治医に相談

この状況を踏まえて、自分が感じた疑問を素直に相談して見ました。その時の話はこんな感じでした。普通の本態性高血圧なら、時間はかかる可能性はあるが、このままの調子で生活習慣を改善すれば降圧剤が必要ないくらいに血圧をコントロールできる可能性が高い!しかし・・・

僕の場合は二次性高血圧が影響しているため、その効果が出ないのかも?もしかすると二次性高血圧を治療すれば、意外と薬が必要ないほど改善する可能性があるので、検査結果を待って治療をしましょう!ということでした。

ん〜半分納得できるけど・・・少し疑問も残る話ではあります。しかし、高血圧を治療するには、ここまで徹底した生活習慣の改善をして、尚且つ、それを生涯続ける覚悟がないと一生降圧剤を飲み続けることになるよいうのが現実ではないでしょうか?

いかがでしょうか?今日の話ですが、少しは参考になったでしょうか?高血圧の治療に取り組む知識として認識しておくべき現実だと思います。

でわ、今日はこの辺で・・・また!


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