高血圧と診断されたら、まず食生活の改善をするように言われます。高血圧の治療には、医師による薬物治療と患者自ら行う生活習慣の改善が必須です。 そして最も優先されるのが、食生活の改善です。ここでは最も効果的な血圧を下げる食事の摂り方について解説します。
高血圧の治療には食事療法は欠かせないのに実際には効果が現れていなのが現実です。それを証明するように高血圧患者は毎年増え続け、現在は推定4,300万人と言われるまでになりました。つまり食事療法により高血圧を改善できた人は、ほんの一握りの方しか居ないのです。
食事療法で血圧が下がらない原因は2つと言われています。
つまり『本気で食事療法に取り組んでいないこと』が主な原因です。本気で取り組めば高血圧を根本的に治療することも可能です。しかし自分に合った食事療法をしないと効果も期待できません。ここでは3つのステップで血圧を下げる食事の摂り方をご紹介します。
まず最初に取り組むのは、病院で指導している食事の摂り方です。高血圧の原因は複数の要因が重なっているため、食事の摂り方は患者の状態により変わりますが、基本はカロリー制限・塩分制限・栄養バランスの3つです。他に中性脂肪・コレステロール・尿酸値・血糖値など数値が高い人は、糖質制限や脂質制限も必要になります。
肥満やメタボが原因で高血圧になっている方はカロリー制限で解消できます。また塩分の摂り過ぎで高血圧になっている方も塩分制限で原因を解消できます。効果が出るまでには時間もかかりますが根気よく続けることが必要です。効果が無い時はステップ2をお試しください。
ご存知の方も多いと思いますが断食道場で2週間ほど絶食すると血圧や血糖値が正常値に戻る効果が確認されています。また海外の調査では宗教上の理由で毎月1回断食をしている民族は、断食をしてない人と比べると動脈硬化や高血圧になる確率が低いというデータもあります。
断食をすると体内に溜まった毒素や老廃物が排出されます。また血管に附着したコレステロールや中性脂肪まで排出されます。すると消化器系の内臓が本来の機能を取り戻し健康状態が抜群に回復するのです。このような断食を取り入れた食事の摂り方が注目されています。
断食療法は抜群の効果が期待できる!しかし問題は・・・
現実的には日常生活で断食療法を行うのは困難を極めます。このような問題点を解決し誰にでも簡単に出来るようにプログラムした食事の摂り方が藤城博先生の食事法です。
このように断食療法と食事療法を組み合わせて、誰にでも簡単に出来るように工夫されています。早い人は3日間で血圧が下がり始めますので、ぜひ試してみてください。
病院で指導される食事療法や断食を取り入れた食事法をやっても血圧が下がらいという方に試して欲しい最強の食事法を紹介します。この食事法は高血圧にならない民族の食生活を研究して生まれました。その方法とは、炭水化物など糖質を一切食べないという食事法です。
高血圧の原因を完全シャットアウト
男女ともに70歳を超えると日本人の70%が高血圧になります。高血圧は老化現象の一つですが、年齢に関係なくタンパク質(コラーゲン)と糖が結びつく糖化が老化現象と言われています。つまり糖化を止めれば高血圧を根本的に改善できるというメカニズムで血圧を下げる食事方法なのです。
糖質は中性脂肪に変換され血液をドロドロにします。血管に附着すると動脈硬化を起こし血圧を高くします。さらに皮下脂肪や内臓脂肪を作るのも糖質の仕業です。糖質を一切摂らない食事は、このような高血圧の原因を全て排除した食事法です。
糖質を断つ食事の摂り方は、実際に荒木先生が経営する崇高クリニックで多くの高血圧患者が短期間で高血圧の改善に成功しています。しっかり食べながら高血圧を改善したい人は、挑戦してみる価値があると思います。
実際に高血圧の治療を何年も受けているのに高血圧が治らないという方は、本気で食事療法に取り組んではいかかでしょうか?特に病院で指導を受けた食事療法で治らない方には、藤城さんの断食療法や荒木さんの断糖療法は絶大な効果を期待できます。どちらも短期間で血圧が下がり始めるので、食事療法が面白くなります。やっぱり効果を実感できない方法は続きませんね。
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