カリウムを含む食べ物で血圧を下げる

カリウムの効果とは?

【1】体内の余分なナトリウムを排出する
【2】末梢血管を拡張させて血流を良くする

カリウムとは、食品に含まれるミネラルです。ナトリウム(塩分)は血圧を上昇させる原因の一つですが、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する作用があるため、カリウムを多く含む食べ物を食事のメニューに取り入れると塩分が血圧に与える影響を減らすことができます。

その他にも、抹消血管を拡張させて血流を改善する、カリクレインという血圧を下げる酵素を増やす、カテコールアミンという血圧を上げるホルモンの分泌を抑える作用など様々な降圧作用があるミネラルですので、日常生活で上手く摂取できるように工夫が必要です。

カリウム摂取の注意点

カリウムは必要不可欠なミネラルのひとつですが、血中濃度が異常に上がりすぎると高カリウム血症になり体に悪影響を与える危険性があります。

・不整脈、頻脈
・四肢の痺れ
・筋力低下
・吐き気

このような症状が起きる高カリウム血症は、腎機能の低下が原因でカリウムを上手く排泄できない時に発生しますので、腎機能に障害がある方は医師に相談してカリウムの摂取量に注意することが大切です。

カリウムを多く含む食べ物

多くの食品にカリウムは含まれていますが、より多くカリウムを含む食べ物は、野菜・海藻・果物です。カリウムは熱で作用が失われることが無いので加熱処理しても大丈夫ですが、水に溶けやすいので野菜や果物を洗う時はサラッと洗う程度でOKです。

野菜
ほうれんそう、かぼちゃ、にら、春菊、小松菜、とまと、モロヘイヤ、白菜、ピーマンなど
海草
ひじき、こんぶ、わかめ、焼き海苔など
果物
アボガド、バナナ、いよかん、桃、スイカなど
いも類
やまといも、さつまいも、じゃがいも、里芋など
まめ類
納豆、枝豆、豆腐など


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