血液がドロドロになると粘り気が増え血管を流れにくくなります。血液をスムーズに送り届けるために心臓が圧力を高めるので高血圧になってしまうのです。 高血圧を治療中なら抗血小板薬や抗凝固薬など血液をサラサラにする薬を飲んでいる人もいるはずです。
しかし、いつまでも薬に頼る訳にはいきません。 みなさんもご承知のとおり薬を飲んでも完治しないからです。それよりも血液をドロドロにする原因を理解して、 それを一つ一つ改善すれば薬など飲まなくても血液をサラサラにすることは十分可能です。
スポンサーリンクまず第一に考えられる原因は、血液中に脂質や糖質が増えている点です。
脂質とは、コレステロールや中性脂肪で油の多い食材に含まれています。
適量であれば問題ありませんが、多く摂取すると血液の中に溶け込んでしまいます。
すると血液の濃度が高まり粘り気が出てドロドロ血液になります。
また同様に炭水化物(米、麺、パンなど)を摂り過ぎることも原因の一つです。
適量の炭水化物は体内でブドウ糖に分解されエネルギーとなります。
ブドウ糖に分解してくれるのが、インスリンというホルモンです。
糖尿病患者がインスリン注射をしているのを見たことがありませんか?
糖尿病は血液中に糖が多くなってしまう病気ですが、
インスリンの量が減るので注射によって補っているのです。
つまりインスリンの量が減ったり働きが悪くなるとエネルギーに
変換されなかったブドウ糖が血液の中に残ってしまいます。
血液中に糖質が多くなると赤血球どうしがくっつきドロドロ血液になるのです。
また血液中の水分が減少すると血液はドロドロになります。
血液は、血しょう、赤血球、白血球、血小板でできています。
約6割が血しょうで、血しょうのほとんどは水分でできています。
つまり血液中の水分が減ると赤血球、白血球、血小板の占める割合が増えます。
これにより血液の濃度が高まり粘り気がでてしまうのです。
この他にもタバコを吸ったり、ストレスなどが中性脂肪を増やすと言われています。
また運動不足だと新陳代謝が低下するので、血液中の中性脂肪や
コレステロールを燃焼できなくなるといわれています。
これもドロドロ血液にしてしまう原因の一つです。
これらの原因が重なって血液がドロドロになっています。高血圧を治療するには、薬に頼らなくても、ちょっと生活を改善するだけで血液をサラサラにすることが出来ます。では次に具体的な方法について説明しましょう。
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