私たちが食べている油には『体に良い油』と『体に悪い油』あります。油は人間が健康維持するために必要不可欠なもなのです。活動するためのエネルギーになったり、細胞やホルモンを生成する材料になるからです。※体に必要な油を必須脂肪酸と言います。
体に悪い油とされているのは飽和脂肪酸という油です。もちろん飽和脂肪酸も活動に必要なエネルギーとなるのですが、体内で作れる油なので食品で過剰摂取すると肥満の原因となり高血圧を悪化させてしまいます。高血圧の方は極力避けるべき油です。
飽和脂肪酸は比較的、動物性の油に多く牛肉や豚肉の脂身や鳥の皮に含まれています。またラードやサラダ油など食用の油にも多く含まれています。
体に良い油とされているのは不飽和脂肪酸です。ホルモンや細胞壁を作る材料となる油ですが、体内で作れない油なので食べ物から摂取しなければなりません。また不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして血液をサラサラにする作用があります。
不飽和脂肪酸は、青魚に含まれるEPAやDHA、亜麻仁油やえごま油に含まれるαリノレン酸です。厚生労働省では1日1000mgの摂取が望ましいと示しています。
厚生労働省でも1日1000mgの摂取が望ましいと示している必須脂肪酸ですが、理想の摂取方法は【EPAやDHA】500mg【αリノレン酸】500mgという比率です。
青魚を食べるとEPAやDHAを直接摂取することができます。えごま油や亜麻仁油を食べるとαリノレン酸を摂取しますが体内でEPAやDHAに変換されます。どちらか一つを摂るのではなく両方をバランス良く摂取するという考え方です。
EPAやDHAを1日500mg摂取するために『お刺身』を食べると凄い量が必要になります。またEPAやDHAは熱に弱いので加熱すると成分は減少します。そこで注目されているのが『サバの水煮缶詰』です。毎日一缶食べると必要な量を摂取できます。
亜麻仁油とえごま油も毎日500mg摂取するのが理想ですが、朝飲むのか最も効果的と解説しているのがテレビでも有名な池谷敏郎先生です。その理由は、亜麻仁油が脂肪の燃焼をサポートする効果を最大限に活かすためです。
亜麻仁油が脂肪の燃焼にどれくらい関わっているのかを検証する実験では、驚くべき結果が出たそうです。なにも飲まずに運動をした場合と運動前に亜麻仁油を飲んだ場合では、なんと5倍から10倍も脂肪を燃焼する量が違うのです。
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